出会いをつくる企業
梅のたよりBlog

社長と社員で織りなすマーケティングやらよもやま話。

子育てできる職場づくりを妄想

弊社のこと | 2016/05/27


育(毛)メンの冨田です。子を育てております。髪の方は発育が微妙です。

夫婦共働きで、子どもは保育園に入り、義父母の家が隣町という子育て面では必ずしも不利ではない我が家であっても、子育てと仕事の両立は大変であります。

今日は子育て対応のネクスト職場づくりについて、経営者として自爆しない程度に考えてみました。

子育てと仕事の性格は真逆

職場づくりを考える前に、子育てと仕事の性格が真逆であることを認識する必要があるのではないでしょうか。

子どもは爆速で発達するので、体調から行動まで予測がつきません。保育園に入れたとて、いきなり風邪で看病三連戦とか、夜中に鬼神のごとく荒ぶり親が週単位で睡眠不足といったように、その様相はエクストリーム競技さながらです。

仕事のように、毎日同じ時間に通って働くといったある程度計画的な世界と真逆であり、先人たちの偉大さを最も感じる場面です。

いつでも休めた方がいい!

毎日が予測不能と言っても過言ではない子育て。勤め人ならば、やはり「いつでも休める」が重要ではないでしょうか。

朝おきたら子が発熱で登園不可などが日常茶飯事であるため、通常勤務を前提にした体制では対応が難しい場合が多々あります。もちろん、義父母投入、有料在宅保育などで応戦しますが、義親の体力や資金力を考えれば、一時はしのげても継戦能力に疑問があります。

また、病児が発生したら「通わなければよい」と在宅での仕事を実践しました。Macbookを開いた瞬間にゴホゴホと咳込み鼻水を垂らしながら近づき、キーボードを一心不乱に乱打する娘(クリーチャー)に対して、己の見識の甘さを痛感いたしました。

保育園行けない時はおとなしく子供の面倒見なきゃなと。

旧来の職場設計では無理

田植えさながらに、毎日ひとところに集まって、終了時間も曖昧に(始まる時間ははっきりしている)、仕事大事に働く。

「これ、無理だろ」と、子育てをしようとすると痛感するわけです。

子育てや家事をお嫁様が、仕事を旦那が分担するのを多くの人が良しとした時代だからこそ成立できた内容であって、一億総活躍せんばかりの時代には前提が違っているので無理な相談であると断定いたしました。

そう、作るべきは「いつでも休める職場」。子育て、介護、80歳でも働く意欲があれば対応可能な職場づくりであります。儲かるか儲からないかは経営戦略の話なので、やる気の問題だと勝手に思っております。

鍵は仕事の見える化と休む文化

基本は、やっている仕事を見える化して、突発的に社員が休んでも最低限の対応は他の社員ができるようにすることではないかと感じています。同時に、不要な仕事を常に整理して生産性爆上げを目指す必要があるでしょう。

また、「よく休む」自体を会社の文化にして、気兼ねなく休めるのでお互い様的な土壌を養成しても良いかもしれません。

評価も、職場在籍歴と時価評価のバランスを見直し、その人の現在能力をキャリアにきちんと反映する仕組みが必要でしょう。

うん、なんかできそうだ(謎)。

経営者としては、良し悪しではなく、現在の社会環境を前提として戦略を組み立てるよりほかないのかなぁと、思うところであります。

なお私自体は、男児たるもの友情・努力・勝利であり、玉砕してでも勝つまでがんばるマンといった男塾的職場観も嫌いではありません。死亡確認上等。そういう会社は法令の範囲内でやったらいいだろうと思うものであります。

冨田 茂

プラム・イソシム合同会社 代表社員、(公財)日本生産性本部 経営開発部 客員研究員など。1児の父で鉄道好き。1979年生まれ。信州大学経済学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科修士課程修了(学術修士)。日本生産性本部を経て、ICT・マーケティング・統計技術を核とした販路開拓・調査サービスを提供するプラム・イソシムを設立。