社長と社員で織りなすマーケティングやらよもやま話。
マーケティング(WEB) | 2017/05/02
こんにちは加藤です。
暖かくなってきたとは言えまだまだ気温差がある時期です。
皆様、風邪など引かない様に気を付けましょうね。
さて、本日のお話ですが・・・
早速ですが、こんな場面を想像してみて下さい。
2人の子供が居ます。
2人とも沢山遊んだんですね・・・2人共汚れています。
特に1人の子のお顔が真っ黒・・・。
1人は顔が綺麗です。
あなたは手にタオルを一つだけ持っています。
さて、あなたはどちらの子供にタオルを渡しますか?
・・・・・・。
私は最初顔が汚れてる子の方と答えました。
しかしこの答えは『顔が綺麗な子』だそうです。
え・・・?
顔が汚れてる子供はどうするの?って思いますよね。
(ここからはあくまでもこの話の設定なので、普通の子供さんに置き換えて考えないで下さいね)
この子供達は沢山遊び今あなたの目の前に居ます。
お互いの顔は見ることは出来ますが、自分の顔を見ることは出来ません。
顔の綺麗な子は相手の顔を見て自分も汚れてるかもと思います。
この考えで行くと顔が汚れてる子は相手の顔を見てるので自分の顔は汚れてないと思います。
見た目や自分の思い込みだけで売るべき相手(=タオルを渡すべき相手)を判断しました。
でも、実際は
相手(この場合は子供達)がどう感じているか
この子達は何を欲しているか、どういう思考をしているかを考えなくてはならないと言う訳です。
マーケティングにも同じ事が言えるのでは無いでしょうか?
相手の見た目・状況を考えるだけでは無く
買い手がどの様な状況なのか?
どういう事を欲しているのか?
相手の状況の裏の裏まで考える
相手を先の先まで考える
理論立てて考える『ロジック』
この気持ちこそがマーケティングの基本と言えるのでは無いでしょうか?
マーケティングの基本とは何でしょう?
お客様に、商品またはサービスを提供するだけでしょうか?
それだけではないと思います。
ただ、商品やサービスを機械的に紹介するだけではお客様の心は動きません。
人とのコミュニケーションを通じ商品・サービスを提案・紹介し
お客様に満足して頂くものだと思います。
お客様の満足が更なる購買と繋がるのでは無いかと考えます。
参考:安田 貴志『マンガで優しくわかるマーケティング』