出会いをつくる企業
梅のたよりBlog

社長と社員で織りなすマーケティングやらよもやま話。

インターネットの宣伝表現は過剰になりやすい。

よもやま | 2017/04/12


「素敵なご縁に感謝! 絶対に損をさせない話があるの」

7歳でワープロ、15歳でパソコン通信、16歳でインターネット(当時はWindows 3.1の時代)を始めてましたが、ビックウェーブに乗らなかった社長の冨田です。

ネット界隈のほんまかいな情報

宣伝はそもそも表現が過剰になりやすいのですが、ネット上は規制も手薄なので余計に過剰になりやすいと感じます。

Webマーケ界隈では、集客力などのアピールをみることがあると思います。「ホームページ作ったら、問合せが○件増えた」みたいなやつです。

やはり制作やマーケサイドとしては、やった仕事が成果を出すと嬉しいものですし、宣伝にも使わせてもらうことも多いのです。

が、ちょっと待てよと思うことも多いのが現状です。

Webマーケの貢献度はどれくらい?

販売や問合せが発生するのは、お客様のニーズがあるからです。

ただ、いくら買いたい人がいても、その商品やサービスを知りようがなければ、お客様はなにもできません。

我々のような業者からすると、こういうダイヤの原石のようなお客様はとてもありがたいのです。普通に広報すればすぐに集客できて、「いかにも我が成果」にできるからです。

しかし、「ニーズのあるところにチラシを撒いたからから集客できた」のか「業者のチラシづくりがうまかったから集客できたのか」実ははっきり分からないケースが結構あります。

業者がきっかけになっていることも事実ではありますが、「サービスや商品の着眼点がよかった」というお客様自身の貢献も大きな成功要因になっていることにも注意しなければなりません。

成果に必ずはない

ほかにも、結構な割合で「必ず」や「絶対」系の宣伝ワードを使う会社を見かけます。しかし、基本的にそういったワードは行き過ぎです。

ちなみに、AmazonをはじめとするECサイトの掲載商品名やGoogle等の宣伝広告のガイドラインでもこうした過剰な表現は規約違反になります。

 

というわけで、そんな表現を見かけたら基本的には「微妙だな」と判断した方が良さそうです。

 

「このトレーニングプログラムなら絶対痩せます(注)」

 

(注)1日50kmを3日間、飯も食わずに歩いて頂いた方が対象

 

当たり前です。

 

ネット上の情報は文字面でしか判断できない訳ですから、いくらでもごまかしが効いてしまいます。

宣伝表現は日々巧みになるけれども

インターネット集客広報の界隈では、「お客様の心理を考慮して、心地よくお問合せいただく広報フロー」を年がら年中考えています。

いやらしくいうと「お客様をいかに乗せるか」です。

このようなスキルを磨いていると、嘘はつかないけれども1を10に感じさせる方向にどうしても動いてしまいがちです。

実際に、そちらの方が問合せが来て売上は立ちます。

しかし、集めたお客様が最終的に満足できたかどうかは別の話です。

お客様からヘイトを買わず、息の長い商売に仕上げるという意味でも、提供する集客広報の内容とサービスの質の乖離がないようにしたいものです。

弊社も我が身を戒めつつ、日々事業をさせていただいております。

冨田 茂

プラム・イソシム合同会社 代表社員、(公財)日本生産性本部 経営開発部 客員研究員など。1児の父で鉄道好き。1979年生まれ。信州大学経済学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科修士課程修了(学術修士)。日本生産性本部を経て、ICT・マーケティング・統計技術を核とした販路開拓・調査サービスを提供するプラム・イソシムを設立。