社長と社員で織りなすマーケティングやらよもやま話。
マーケティング(WEB) | 2017/07/13
免許更新してきた冨田です。無事故無違反であります。
弊社は地域産業にはマーケティング力が必要だとの思い込みから始まり、その一つとしてWebマーケティングのご支援を始めました。
お陰様で順調にお客様数も伸びております。今日は、この界隈の雑感をば。
マーケティングはお客様をよく理解して、そこに商品や情報を届けて、お客様から対価もらうという一連の活動ですから、技術革新が進んでも本質的にはなにも変わらないのだろうなと感じます。
AIでお客様の好みがよく分かるようになり、そこに一番利益が高まりそうな情報を流す。そういったことは技術革新でなんとかなりますが、ヘボなサービスや商品が届いたら次はないわけです。そして、お客様は飽きるので、同じやり方が何度も通用するわけでもありません。
また、ローテクであっても、飲食店のように狭い商圏であれば、売れてるメニューを数えて強化したり、定期的に近隣事務所に刺さるビラ撒いた方が即効性は高いことも多いと思います。
ECショップなど、ネット経由の大量のトラフィックがあればAIを使えばいいし、小さい範囲で濃く商売をするなら、紙をまけばいい。
本質を外さない取り組み、大事だよなと思う次第です。
とはいえIoTやAIの進展で、お客様の購買行動がある程度予測できるようになると期待されています。
「ある動きをする人は、ある商品の購買につながりやすいから、ここでお客様にアプローチすれば買う可能性が○%上がるので自動的にメールを出そう!」
・・・といったように、大量のデータからよく分からなかったお客様の購買行動の因果関係が分かり、自動的に売上げが高まるようなアプローチをすることが可能になります。
すでに一部で始まっていますが、ネット上の行動や購買履歴から、一人一人に案内される商品や画面の雰囲気が変わったり、問合せ対応のAIがフレンドリーに語りかけてくるみたいな世界がやってきます。
全ては利益最大化のために。
で、その辺りがお客様サイドに見透かされて、どこかで飽和するんでしょうね。