出会いをつくる企業
梅のたよりBlog

社長と社員で織りなすマーケティングやらよもやま話。

中古ドメインの有効性を考える〜SEO(検索エンジン最適化)の話

マーケティング(WEB) | 2018/02/09


千里眼って知ってます?

Webの仕事をやっていると、様々なお話を聞くことがあります。

ポピュラーなものの一つとして、古いドメイン名を中古で購入して使ったほうが過去の評価を引き継げて、検索結果の順位を上げるのに有利ではないかというお話です。

今日は、この辺りを見ていきたいと思います。

古いドメインだから有利なわけではないようだ

著名なGoogleのアナリスト ジョン・ミューラ氏は2017年4月12日のTwitter上で、端的に否定しています。

SERCH ENGINE ROUND TABLE, “Google: Domain Age Doesn’t Matter For Search Rankings”, 2017.4.17

(翻訳)

Q:ドメインの古さは検索結果の順位に影響するの?

A:しないよ!

以上で終了です。

メリットは薄い

古いドメインを買うだけで検索結果の順位が上がるなら、検索結果は古いドメインで占拠されていることになりますが、現状ではそうなっていません。

中古ドメインの評価が過去に高くても、常に再評価が繰り返されますので、仮の過去の評価を引き継いだ後に維持できるかも不透明です。

また、中古ドメインで過去にGoogleの非推奨のSEOをかけていたりすると、返って検索結果に悪い影響を与える場合があります。

様々な手間やリスクを考えると、検索結果の順位をあげるために中古ドメインを買うというのは、あまりメリットがないように感じます。

どうしても欲しいドメイン名ならば一考

では中古ドメインはどういう局面で使うの? という疑問もあるかと思います。

個人的にはどうしても欲しいドメイン名が中古でしか入手できないとか、そういう場合ですかね。

その場合は、過去に在りし日の外部SEOで使った怪しげなバックリンクが設置されたなかったかなどの「素行調査」をやって身ぎれいにしないと、思うように検索結果がよくならないといった現象が起こることがありますので、よく考えてご利用ください。

冨田 茂

プラム・イソシム合同会社 代表社員、(公財)日本生産性本部 経営開発部 客員研究員など。1児の父で鉄道好き。1979年生まれ。信州大学経済学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科修士課程修了(学術修士)。日本生産性本部を経て、ICT・マーケティング・統計技術を核とした販路開拓・調査サービスを提供するプラム・イソシムを設立。