社長と社員で織りなすマーケティングやらよもやま話。
マーケティング(WEB) | 2018/02/14
マーケ屋 冨田です。
税理士事務所のネット集客戦略も第3回目です。
ネット集客戦略は「ホームページ作ること」ではなくて、提供するサービスに「興味をもってもらう」ことです。そして、お客様がサービスを探す時の起点は「検索」ですから、「お客様の検索しそうな言葉を探す」のは重要な取り組みになります。
お客様がサービスを探す上で起点となる「検索」。検索時にお客様が使う「言葉」が分かれば、どのようなメリットがあるのでしょうか。
我々の実務上では主に3点ほどあります。
お客様が検索時に使う言葉がわかれば、お客様の興味関心も想像しやすくなります。この興味関心に沿ってホームページの内容を作ることができれば、お客様が見たときにその内容が心に響くことで問合せの確率をあげることができます。
また、Googleなどの検索サービスを提供する会社は、検索する人の興味関心に合わせた検索結果を表示するために日々努力しています。技術的な詳述は避けますが、お客様が検索する言葉に対して、お客様の関心に合致していると判断されるホームページは、検索結果の上位表示を獲得する可能性が高くなります。
検索結果に広告を掲載した場合も、お客様の興味に合致していれば広告からホームページを見てくれる方々が増えますし、元々興味があるので問合せにつながりやすくなります。
お客様が検索する言葉をどうやって探すのか。私たちの仕事ではこんなことをやっています。
最初に、お客様がなんらかの課題で税理士事務所を探すときに「どんな言葉を使って検索するか」を書き出してみます。また、お客様やお客様になりそうな人にどんな言葉を使って検索するかを聞いて見るのも有効です。こうして基本的な言葉のリストを作ります。
このリストの言葉を組み合わせて検索をかけ、ツールを使って検索順位が上位にくるホームページでどのような言葉がどの部分に多く使われているかを調べます。また、こうした言葉の関連語にどのようなものがあるのかなども把握して、最初に作ったリストをさらに充実させたり、言葉の重要度をつけていきます。
この辺りはやや専門的なので、最初はお客様にが検索しそうな言葉を探すだけで良いかもしれません。
こうして、「お客様が検索しそうな言葉」「その言葉で検索結果順位が上位のホームページ」を参考にしながら、お客様の期待に応えられそうな内容のホームページを作っていきます。
ポイントは、ホームページに探した言葉が入っているか、書いてある内容の重要度や構成を検索サービスに伝える「内部構造」がきちんとしているかなどいくつかありますが、これは次回以降に説明していきます。