社長と社員で織りなすマーケティングやらよもやま話。
マーケティング(WEB) | 2018/03/05
マーケ屋の冨田です。
Web界隈では様々な動きが激しいのですが、昨年末あたりからバーチャルユーチューバーが盛り上がっております。
トークからおもちゃの紹介まで、Youtube上で動画を発表して視聴者を集めるユーチューバー。
最近は生身の出演でなく、CGの美少女・美少年キャラを使ったトーク動画で人気を集める方々が出てきました。あたかもそこにそのキャラクターがいるような仮想現実(Virtual Rearity)技術を使っているので、バーチャルユーチューバーと呼ばれているようです。
技術的には、UnityなどのツールでCGキャラクター作りにそれほど手間がかからなくなったこと、映画などの特撮に使われていたCGと体の動きを合わせることができるモーションキャプチャーが、Vive などのVR機器で手軽にできるようになりつつあることが背景にあるようです。
声については、プロの声優が担当していたり、音声合成を使って女性の声を出したり、美少女だけど声はおじさんだったりと、百花繚乱といった様子。
この流れ、年末あたりから加速しておりまして、数週間で数十万人のチャンネル登録者を集める方がぼちぼち出始めます(2018年3月5日現在)。
上から4名はいわゆる美少女CG+声優さんで、商業ベースで展開されているようです。最後の「のじゃロリ狐娘」は美少女CG+コンビニアルバイトのおじさん(開設当初)が声という、まさに「試される大地」のような展開ですが、個人でも面白いものが作れるという意味で非常に興味深い事例です。
これを書いていた正月の時点でバーチャルユーチューバーがどんどん出てきたなと思っていたのですが、さらに2ヶ月進んだ時点で参入者わんさかという感じです。
これはキャラビズなどとくっつくと、結構伸びて商売になるよなぁと強く感じます。
現状ではオリジナルキャラが多いですが、著名IPを使って予算をかけた案件も増えていくのではないでしょうか。
また、CGという特性を生かしてよりトークにとどまらない、手の込んだバーチャルユーチューバーアイドルユニットなど、様々な可能性を感じます。